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前奏曲 ロ短調

引き続きシロティの話題です。シロティ編曲の前奏曲 ロ短調、原曲はバッハの息子のために書いたと言われる「W.フリードマンのための音楽帳」に含まれる前奏曲 ホ短調 BWV855aです。まずは原曲の楽譜を見てみましょう。
Bach/ Prelude No.5 W. F. Bach Book, BWV 855a
(Bach/ Prelude No.5 W. F. Bach Book, BWV 855a)

平均律 第1巻 第10番(BWV 855)の前奏曲によく似ていることはすぐおわかりでしょうか。平均律に収録された前奏曲では右手で演奏する旋律はさらに装飾されていますが、BWV 855aでは和音進行のみが記譜されています。

さて、次にシロティ編曲の前奏曲 ロ短調を見てみましょう。より音楽的な深みをもたせるために原曲のホ短調からロ短調に書き換えられています。
Bach=Siloti/ Prelude h-moll
(Bach=Siloti/ Prelude h-moll)

また非常にゆっくりとしたテンポ指定でささやきかけるような弱音で始まり、高音部に移された分散和音の中に哀愁漂う低音のメロディーが浮き立ち、なんともロマンチックな曲になっています。

この編曲はシロティの娘、キリエナ・シロティに献呈されています。バッハの編曲モノとしてはめずらしくいろいろなCDに収録されていますが、手に入れやすいものとしては以下のリンクを参考にしてください。たとえば最近ようやくCD化された、ワイセンベルグの「バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(ピアノ曲集)」にも収録されています。


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コメント (2)

えつ:

今、このブログを発見!!楽しみにしています♪

tanahiro:

えつさん>
チェックありがとうございます。
もう少し更新が軌道に乗って中身ができてきたらお伝えしようと思っていました。よろしくお願いします。

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2007年08月14日 22:51に投稿されたエントリーのページです。

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